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七五三の内祝いについて
七五三は昔の中国から奇数が縁起の良い数として伝わり、江戸時代に公家や武家の儀式として伝播したのが始まりと言われています。
男の子なら3歳と5歳、女の子なら3歳と7歳に祝うという儀式が今でも七五三という伝統的な形として残されています。
昔のしきたりですと七五三は和装一式を家族で用意することが習わしとされていましたが、現代では七五三祝いは金品をご祝儀として贈ることが増えてきているようです。
しきたりが厳格な地域は現在でもありますが、一般的に子供に贈る物は代表的な千歳飴などのお菓子がいいでしょう。また、お赤飯を身内や親せきに振る舞うといいと言われています。
内祝いですが、基本は贈らなくてもいいとされています。ですが、お返しをする場合はなるべく早いほうがいいとされているので、頂いてすぐか、1週間以内に贈るようにしましょう。
お返しの額は、あらかじめ決めておいたほうがスムーズに贈り返すことができますので、なるべく早い段階で内祝いの話し合いを夫婦でしておきましょう。
一般的には頂いた額の三分の一から半分が相場と考えられています。
また、内祝いは金品だけではなく菓子折りをつけるのがいいと言われており、千歳飴は子供の成長や長寿が祈願されている縁起ものですので、千歳飴をお返しに添えるのもいいと考えられています。
現在では両親や親せきからお祝いを頂いたときは家族や親戚で食事をご馳走したり振る舞ったりすることもあるようです。礼は尽くすようにして、常識の範囲内で行うようにしましょう。
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